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2024.02.16

ーフル稼働でも意外と低コスト!大型エアー遊具にかかる電気代とは?ー

ーフル稼働でも意外と低コスト!大型エアー遊具にかかる電気代とは?ー

イベント会場やショッピングモールで子どもたちに大人気の大型エアー遊具は、一時的にレンタルすることも可能で、イベント集客にはもってこいの販促アイテムです。

使用しないときには空気を抜いてコンパクトに収納可能と、良いことづくめのエアー遊具ですが、気になるのが電気代ではないでしょうか。

なかには、「大型のエアー遊具を膨らませるのは相当な電気代がかかるに違いない…」と心配される人もいるかもしれません。

しかし、エアー遊具は、意外に低コストな電気代で運用可能です。

今回は、エアー遊具の具体的な仕組みと運用に必要な電気代をご紹介すると同時に、コストを払拭させるイベントアイデアについても触れますので、ぜひ最後までご覧ください。

エアー遊具のふわふわ感の秘密

エアー遊具のふわふわ感を保てる理由が気になっている方もいるのではないでしょうか。

エアー遊具のふわふわ感は、常に送り込まれる空気によって維持されています。

エアー遊具は、空気で膨らませた大型遊具のことで、別名「ふわふわ」とも呼ばれます。

一般的に子ども向けとして、イベント会場や商業施設などで集客目的のために利用されることが多いですが、幼稚園の行事などでも活用されています。

ふわふわとした感触が楽しいエアー遊具ですが、そのふわふわ感は一度空気を送り込んだだけでは実現できません。

ビニールにパンパンに空気を入れるだけでは、反発力が強すぎて、場合によっては子どもが跳ねたときに破裂する恐れもあります。

エアー遊具には、徐々に空気が抜ける構造が備わっています。

衝撃に応じて自在に空気量を調節することで、ふわふわ感を維持して、破裂を防いでいるのです。

そのため、設営時だけではなく、稼働させている間は常時、送風機から空気を送り込む必要があります。

送風機を稼働させるための電源は?

大型エアー遊具を稼働させるには、それなりに大きな送風機が必要です。

たとえば、比較的大きいサイズの幅6m×奥行き7m×高さ6mのエアー遊具の場合、電源は2000W程度使用することになります。

2000Wというと、独立で1口家庭用電源でまかなえる電力です。

電源を使用する際は、同じ電源口で複数の機材は使用できないので注意しましょう。

負荷がかかりすぎて、事故の原因になります。

エアー遊具をフル稼働させた場合の電気代は?

たとえば、寸法が幅3m×奥行き3m×高さ2.2mの5~10人用エアー遊具を1日8時間稼働した場合、かかる電気代は1日あたり約75円です。

1カ月毎日同様に稼働させたとしても、2300円ほどしかかかりません。

電気代は、電力料金と使用時間から算出できます。

全国家庭電気製品公正取引協議会が全国の電力料金を踏まえて決定した、現在の電力料金目安単価は31円/kWh(税込)です。

5~10人用のエアー遊具には0.3kWの送風機が必要なので、0.3kW×31円/kWh×8時間で約75円の電気代になります。

エアー遊具が大きくなれば、使用する送風機の数も増えるのが通常です。

直径6m×高さ5mの15~20人が遊べる大型エアー遊具の場合は、0.3kWの送風機が1台と0.4kWの送風機が2台、計3台の送風機が必要です。

これらは、合計で0.3kW+0.4kW×2=1.1kWの電力が必要になります。

1日8時間稼働したとして、1.1kW×31円/kWh×8時間で約270円の電気代です。

実際、イベント時に使用することの多いエアー遊具は、1カ月フル稼働させることは少ないでしょう。

1日あたりの電気代が高くて270円ほどと考えると、意外と低コストで大型エアー遊具が利用できることがわかります。

エアー遊具はレンタルがおすすめ

販促アイテムとして、商品や企業イメージキャラクターなどを模したオリジナルのエアー遊具が必要でなければ、レンタルがおすすめです。

イベントで使用することの多いエアー遊具なので、毎日稼働させることは少ないでしょう。

空気を抜くだけと、片付けも簡単でコンパクトに収納できるエアー遊具は、一時的に使用するイベントにはぴったりのアイテムといえます。

設置するのも空気を入れるだけで、大型エアー遊具だとしても数分で膨らませることが可能です。

エアー遊具は、経験豊富で安全管理士の資格を持ったスタッフが設置・稼働させるとより安心感が増します。

エアー遊具のレンタル会社によっては、設置撤収だけでなく、イベント受付や集金といったイベント運営まで担ってくれる会社もあるので、ぜひ活用しましょう。

利用料をもらいつつお得にイベント集客を行おう

エアー遊具は、イベント集客やサービスのPRとして役立つアイテムです。

しかし、レンタル代と電気代を合わせて考えると、運営コストと集客率が見合うのか気になるところでしょう。

そんなときは、「1回何百円」とエアー遊具で遊ぶための利用料金を設定してみるのはいかがでしょうか。

実際にお祭り会場などでは、利用料をもらいながらエアー遊具を楽しんでもらうケースもよくあります。

たとえば、1回100円の利用料で1日8時間イベントを行った場合、大型エアー遊具だとしても3人利用してもらえれば、電気代をまかなうことが可能です。

また、イベント会場で使用する場合には入場料を設定することがありますが、エアー遊具の電気代やレンタル代を上乗せした代金で設定するのもおすすめです。

たとえば、入場料300円にエアー遊具運用代として200円を上乗せした場合、1日の入場者が100人で2万円、200人で4万円をエアー遊具の運用代に充てられます。

イベント運営に関しても相談できるエアー遊具レンタル会社だと安心でしょう。

イベント実績が多く、成功したノウハウを教えてもらいながらイベントサポートまで行ってくれるなら、活用しない手はありません。

まとめ

大型エアー遊具をイベントで使用するときの電気代は、意外と低コストです。

存在感のあるエアー遊具は子どもに人気があるだけでなく、イベントのアイキャッチとしてもインパクトがあります。

利用料を設定するなど、お得にイベントを運営して、集客率アップの切り札としてエアー遊具を上手に活用しましょう。