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2026.02.27

ーエアー遊具のインフレータブルとは?種類・仕組み・選び方までやさしく解説ー

ーエアー遊具のインフレータブルとは?種類・仕組み・選び方までやさしく解説ー

イベント会場で目を引く「ふわふわ」は、一般的にエアー遊具と呼ばれますが、業界では「インフレータブル」と表現されることもあります。空気で膨らませて形を作る構造のため、見た目が派手で集客力が高く、設置も比較的スピーディーです。一方で、名前は聞いたことがあっても「何がインフレータブルなの?」「エアー遊具とどう違う?」「選ぶときは何を見ればいい?」と疑問が出やすい分野でもあります。この記事では、エアー遊具のインフレータブルを初心者向けに、仕組みから種類、運用のポイントまで整理して解説します。

インフレータブルとは?エアー遊具との関係と基本の仕組み

インフレータブルは、空気で膨らませて形を作る製品全般を指す言葉です。エアー遊具はその中でも、遊んだり体を動かしたりする用途に特化したインフレータブルと考えると理解しやすいです。大きな特徴は、送風機で空気を送り続けて膨らんだ状態を保つ点にあります。つまり「空気が入っているだけ」ではなく、「空気が流れ続けている」ことで、弾力や形が維持されます。この仕組みを知っておくと、設置や運用で何が重要かが見えてきます。
・送風機で連続送風して形を維持する
・縫製と素材が空気圧を支え、弾力を生む
・出入口や滑り台など負荷が集中する部分は消耗しやすい
・電源や固定が不十分だと安全性に直結する
インフレータブルは便利で目立ちますが、逆に言えば「風が止まる」「固定が甘い」「人の動きが偏る」といった要因がトラブルにつながりやすい構造です。まずは仕組みを押さえることが、良い導入の第一歩になります。

エアー遊具インフレータブルの代表的な種類と特徴

インフレータブルと一口に言っても、遊び方や設置条件によって向き不向きがあります。初めて選ぶときは、見た目の派手さだけで決めず、「どんな動きが起きるか」「どこが混みやすいか」をイメージしておくと失敗しにくいです。ここでは、よく見かけるタイプを特徴ごとに整理します。イベントの目的が集客なのか、子どもの体験価値なのか、回転率なのかによってもおすすめは変わります。

跳ねるタイプ(ふわふわドーム系)

中でジャンプして遊ぶ、いわゆる定番タイプです。動きが単純で、初めてでも楽しみやすい反面、中央に人が集まりやすく衝突が起きやすい特徴があります。人数を適正に抑え、「走らない・押さない」を徹底すると安全に回しやすいです。入口付近で詰まりやすいので、出入口の誘導が運用のポイントになります。

滑り台タイプ(スライダー系)

目立ちやすく、写真映えもしやすいのが滑り台型です。遊びの流れが「登る→滑る→着地→移動」とはっきりしているため、ルールを作れば回転率も出しやすいです。一方、着地点に子どもが座り込むと追突が起きやすいので、「滑ったらすぐ横へ」を徹底します。登り口と出口の動線を分けられると、より安全です。

障害物・迷路タイプ(オブスタクル系)

中に柱や壁、トンネルなどがあり、探検感が出るタイプです。ジャンプよりも移動が中心になるため、体格差があっても比較的遊びやすいですが、逆走やすれ違いで詰まりやすいことがあります。「一方向で進む」「追い越ししない」といった簡単なルールが効果的です。混雑時は入場人数を絞るとスムーズになります。

選び方の基準:インフレータブル導入で失敗しないチェック項目

インフレータブルは見た目が似ていても、運用のしやすさに差が出ます。特に初心者がつまずきやすいのは「設置できると思ったらできなかった」「人手が足りなかった」「電源が足りなかった」という運用面です。そこで、選ぶ前にチェックしておきたい基準をまとめます。購入でもレンタルでも、条件整理は同じです。
・設置スペース:幅と奥行きだけでなく、周囲の安全余白も確保できるか
・電源:送風機の台数に対して電源確保が可能か
・動線:入口と出口が混雑しない導線を作れるか
・利用者層:未就学児中心か、小学生中心かで適したタイプが変わる
・回転率:何人を何分で回す想定か(人数を詰めるより適正運用が重要)
・設置撤去:自分たちでできるか、外注が必要か
このあたりを整理してから候補を絞ると、見積もり比較もスムーズになります。インフレータブルは「置けば勝手に回る」設備ではなく、「運用設計が前提の集客装置」だと考えると、選び方がぶれません。

安全運用のポイント:インフレータブルで押さえる基本ルール

インフレータブルは安全に使えばとても優秀ですが、ルールが曖昧だと事故が起きやすいのも事実です。安全対策は大げさな設備より、まず運用ルールで大きく改善できます。特に重要なのは、利用者が入る前に短く伝えること、そして危ない動きが出たらすぐ止めることです。覚えやすいルールは次の通りです。
・押さない、引っ張らない
・走らない、助走をつけて跳ばない
・出口や着地点で止まらない
・逆走しない
・疲れたら無理せず出る
また、外から見て「座り込みが増える」「同じ場所に人が集中する」「出口が詰まる」などが見えたら、人数調整か一旦停止で整えるのが正解です。運用側が迷わないように、注意の言葉を短いテンプレにしておくと現場でブレません。安全運用は、利用者の満足度を守るための仕組みでもあります。

メンテナンスと保管:インフレータブルを長く使うための基本

インフレータブルを長く安全に使うには、使用後の扱いがとても重要です。空気で膨らむ製品は、湿気や汚れが残ると劣化が進みやすく、においやカビの原因にもなります。特に注意したいのは「しっかり乾燥させてから保管する」ことです。急いで畳んでしまうと、内部に湿気が残りやすくなります。基本の流れは次のイメージです。
・使用後:表面の汚れを落とし、異常(縫い目・固定部・入口周辺)を確認する
・乾燥:風通しの良い場所でしっかり乾かす
・収納:折り目が同じ場所に集中しないように畳み方を工夫する
・保管:湿気の少ない屋内で、床から離して保管する
また、送風機も消耗品です。吸気口に埃が溜まると風量が落ち、膨らみが弱くなって安全性にも影響します。定期的な清掃と点検をルール化しておくと、故障や急な中止を減らせます。インフレータブルは「使った後の30分」が、次回の安全と見た目を左右します。